根管治療(根の治療、神経の治療)

日本で5%の歯科医院しか取り扱ってない世界標準の治療法、ラバーダム防湿法!

口の中には何千億という数の細菌がいます。
根管治療(根の治療、神経の治療)をする際には細菌が歯の中に入らないよう、ラバーダムというゴムのシートでバリアーを張って治療をします。
世界ではこのラバーダムを使用した根の治療が当たり前で、これを行わないという事は倫理的に問題であるといわれるほどです。

なぜなら根の病気の原因は口の中にいる細菌です。
歯の中に細菌が入ることで、根の先に根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)という病気ができることがわかっています。

この根尖性歯周炎になると、
・噛むと痛い
・何もしなくても痛い
・歯茎が腫れる
・違和感がある
・膿が出る
といった軽い症状から、ひどくなると
顔の形が変わるくらい腫れたり、眠れないくらい痛くなることもあります。

ラバーダムをしないと言うことは、ガンの手術でガンを取らないようなもの。
悪くなるのがわかっていてそのままフタをするような行為です。

しかし、日本でラバーダム防湿を行っている医院はたったの5%しかありません。
(日本におけるラバーダム使用状況 吉川ほか2003より)
神経を取った後の歯の中は細菌に対して抵抗するものがありません。
ラバーダムをしなければ細菌が残ったままかぶせものが入ってしまいます。
結果として、また再発し治療をやり直す事になり、それを繰り返すうちに、抜歯することになります。

治療費

※保険適応外:根管治療は9万円〜15万円(税別)です。また別に被せ物の費用12万円〜17万円(税別)がかかります。

※保険適応:根管治療2000円前後

保険適応の治療ではラバーダム、マイクロスコープは使用しません。

マイクロスコープで、より精密な治療

当院での根管治療では必ずマイクロスコープを使います。
マイクロスコープとは歯科用の顕微鏡です。
従来の治療は全て肉眼で行っていましたが、肉眼では歯の中は全く見えません。
歯科用の顕微鏡を使うことで、肉眼の何十倍もの倍率に拡大して治療をすることができます。
根の中の細かい部分までしっかりと確認ができ、確実に再発のリスクを下げられる高度な治療を行うことができます。